野遊び日記

パピーウォーカーであっても、多少の訓練や躾け教育を任される。

それを学ぶのも初めての事なので楽しい（でも、実践するのは大変！）。

まず、一番初めに教わったのは、”ワン”と”ツー”である。

”ワン”＝（オシッコ）、”ツー”＝（ウンチ）のことである。

仔犬がもよおして来た際に、”ワン・ツー、ワン・ツー、、、”と掛け声をかける。

これを繰り返すことによって、いづれは”ワン・ツー、、、”の掛け声とともに、オシッコやウンチが出るようになる。まさに「パブロフの原理」である。

盲導犬となった際は、犬の好き勝手（お仕事中）に”ワン”や”ツー”が出来なくなる。そのため、この躾けは大事なのである。

そんな訳で、散歩中も”ワン”や”ツー”は、原則、禁止。必ず、散歩の前後に”ワン”、”ツー”を行う。

早いもので、Joyももうすぐ１歳となる。

そう、１歳になるとパピーウォーカーも終了。

いよいよ、盲導犬候補生となって、難しいセンター訓練へと移るのである（育ての親としては、寂しいお別れでもある・・・）。

センター入所にはまだ少し早いが、多少、ブログへの記載を控えていたこともあり、今から少しずつ書き込もうと思う。

まず、最初に言えることは、「とっても良い経験が出来た！やって良かった！！」ということである。

初めて飼った大型犬であったが、今となっては「なんて、素直で利口なのか！？」と感じる。

訓練士さんか教えられた”コマンド”や”しつけ”をすべてマスター（そもそも、私がマスターできていない・・・）した訳ではないが、とっても従順である。

すべてのラブがそうであるとも限らないらしいが、私が見た限りでは、すべてのラブ達がそう見えた。

それでも、実際、盲導犬になれるのはほんの僅か（例えば２０頭中の３頭だけ・・・）と聞く、、、。

例えば、「不服従の服従」（？）という、人間でも混乱しそうな難しい訓練もある。つまり、人が「Go（進め）」と命令しても、その先に危険（赤信号など）があれば絶対に進まない・・・といった服従訓練などである、、、

勿論、我が家のことではない。Ｊｏｙのことだ。

折角の初キャンプではあったが、この季節につきものなのは”雨”。

初日はなんとか楽しめたが、二日目は終日”雨”。

「ひまだあ、つまんねえ・・・」とうつろな眼差しでテーブル上を覗く。

まあ、夏はまだ始まったばかりだ！次回期待！！

先週末、パピーウォーカー委託元の盲導犬センターへと、定期講習受講に出かけた。

←こちらは、生まれて１ヶ月の盲導犬のタマゴ。

←こっちは、もう直ぐ盲導犬訓練生となるお兄さん、お姉さん達。

　（この中にはＪｏｙもいる）

何れにして、盲導犬への道は長くて厳しい（必ず盲導犬になれるとは限らない）。

この日、初めて現役盲導犬の動きを見たが、見事なものでした。

君達はエライ！

年初から預かっていた犬の「Joy」も、随分と大きく育った。

休日ではあったが、午後から都へ出て一仕事しなければならなかったので、朝の涼しい時間にドライブと散歩を兼ねてお山の公園へ出かけた。

ドッグランではないが、公園内には誰も居なかったので、しばしJoyと追いかけっこ。

この後、さらに山へ入って渓谷で水浴び（勿論、Joyの）をして帰ったのだが、途中、休憩のために道の駅に立ち寄った。

”ラブラドール”といった犬種のせいか、見知らぬ人がニコニコ近づいてきてJoyを可愛がってくれる。

そういった人の大半は、”ゴールデン”や”ラブラドール”の飼い主（犬は家で留守番中）か、元飼い主である。

この道の駅では、ワザワザ車のところまで追いかけて来た人も居た。

こっちがどんな人なのかも臆することなく近づいてくるのが不思議だったが、なんとなく分かる気もする。

これが、今流行の”小型犬を抱きかかえたおやじ（私のような・・・）”では、先ず、近づいてきたりはしないだろう（笑）。その気持ちもわかるような気がする（笑）。

陽気も良くなってきたので、久々に軽井沢へ出かけてみた。

流石、軽井沢と言うべきか、、、公園内にドッグラン（勿論、無料）があったので存分に楽しむ。

添付した画像は、帰りの車中でウトウトと座り寝をしているところ（笑）。

まもなくダウンするが、急カーブ等で揺さぶられると、また、この座り寝となる（笑）。

早く、水遊びやキャンプを楽しみたいものだ。

今日は、初めての屋外訓練である。

我の家が預かっている「Ｊｏｙ」は、散歩が大好きである。

体重も１２ｋｇを超え、力もついてきたのでグイグイと引っ張る。

でも、「引っ張らせてはいけない」・・・と教わる。

あくまでも、人が進むとおりに追従させるのが基本とのこと。

結構、難しいのである。

でも、数ヶ月先輩のお兄さん（お姉さん）パピー犬達が颯爽と横を

通り過ぎて行く、、、流石だ。

きっと、Ｊｏｙも数ヶ月後には”ああ”なるのだろう。

頑張れよ！

Joyを預かってから１ヶ月半となった。

隔週で盲導犬訓練センターに行き講習をうけるのだが、

その都度、Joyも含め他の犬達がすくすくと育って大きく

なっているのに驚く。

パピーウォーカといっても、そんな大それたことではない。

犬と人の信頼関係構築が大原則であるが、要は可愛がってあげれば良いのだ。

これは、気持ち良さそうに爪切りと耳掃除をして貰っているところ。

盲導犬センターへの往復は大変だったが、ようやく、今週から散歩ができるように

なった（ワクチンの関係で今までは散歩不可）ので、これからは楽しい”野遊び”が

一緒にできそうだ！